WORK SHOP#37|ブックトークカフェ 「あま〜い本」

月1回、COSUGI COBOで開催している「ブックトークカフェ」。身近な「本」を通じて、武蔵小杉周辺の皆さんがつながる「場」を提供しています。

 

ブックトークカフェ#7〜みんなで育てるまちの図書館〜 「あま〜い本」

第7回となるブックトークカフェは、2月21日日曜日の朝に開催されました。カフェで本の話をする休日の朝って、なんだかとても贅沢な気分です。

今回のテーマは、「あま〜い本」。2月の大きなイベントといえばバレンタイン・デーですが、「恋愛やチョコレートの甘さだけじゃない“あま〜い”を、本で表現したら?」と考え、テーマにしてみました。参加者の皆さんは、「このテーマは手強かった!」とおっしゃっていましたが、「あま〜い」からイメージし、連れてこられた本たちは、意外なほどバリエーション豊かでした。

今回集まった、あま〜い本たち。

・ 学というからには、そこに哲学がある「東京パフェ学」(斧屋)
・ 大和言葉の美しいやわらかさ、ほのかな甘さが伝わる「日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現」(高橋こうじ)
・ 物語に重なった自分の過去を、今は「あまい」と思える「色彩をもたない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹)
・ いじめがテーマの話。最後に光を感じられるコミック「聲の形」(大今良時)
・ 四季折々の、目にも美味しい和菓子たち「和菓子 WAGASHI ジャパノロジー・コレクション」(藪 光生)

紹介者が「なぜその本を選んだか」について話し、みなさんからの質問に答えたりするうちに、ふと「その人がその本から何を受け取ったか」が感じられる言葉が光り出す瞬間があります。初めて会う人も、何度も会っている人も、この「言葉が光る瞬間」を共に感じられるのが、読書会の醍醐味なのではないかと思います。

 

ハバタクメンバーも「あま〜い」短編小説を紹介し、実際にみんなでテキストを読みました。この日読んだのは、「チョコレート工場の秘密」(ロアルド・ダール)の冒頭約20ページの部分です。あまりにも有名な児童文学ですが、映画「チャーリーとチョコレート工場」は観たことがあっても、原作を読んだ人はあまりいないかもしれません。年に一度のチョコレートを楽しみにする気持ちに共感したり、自分にとっての特別な味や、家族のあたたかさを思い出しながら、この先のお話の展開をみんなで考えたりと、たくさんの話題が生まれる時間となりました。言葉遊びが効いた柳瀬尚紀さんの訳にもどんどん引き込まれ、「続きをぜひ読んでみたい!」という声が聞かれました。

 

ワークショップのあとは、いつものように持ち寄った本をカフェの本棚に預けました。今日までの植本でOH!SUGIもだいぶ充実してきました!

 

ブックトークカフェが、参加された方の読書の道標になれば、とてもうれしいです。今後も植本を続けていきますので、お気軽にご参加ください。皆さんで地域の知を集めて、知域化しましょう!次回は3月21日(月)10:30~13:00です。ご参加、お待ちしています!

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