WORK SHOP# 62 | ブックトークカフェ「積ん読本、あつまれ!」

月1回、COSUGI COBOで開催している読書会「ブックトークカフェ」では、身近な本を通じて、武蔵小杉周辺の人々がつながる場を提供しています。一人ひとりの「好き」や「感じ方」の違いをていねいに聞き合い、その違いを豊かなものと感じられる場を目指しています。

 

ブックトークカフェ#15 ~みんなでつくるまちの図書館~ 「積ん読本、あつまれ!」

10月21日のテーマは、「積ん読本、あつまれ!」。

そもそも「積ん読」とは、買ったり借りたりしたけれど、まだ読んでいない本がたくさんあり、部屋に積まれている(あるいはカバンの中に入れっぱなし)状態のことです。

「読書の秋!」と意気込んでしまう本好きの方であればあるほど、おなじみの状態かもしれませんね。

今回は「積ん読本」を持ち寄るということで、「中身は読んでいなくてもOK」というちょっと変わった読書会となりました。

 

皆さんが持ち寄ってくれた「積ん読本」はこちら。

 

・「シティ・ファーマー: 世界の都市で始まる食料自給革命」(著・ジェニファー・コックラル=キング,翻訳・白井 和宏)

 

・「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」 (著・村上 春樹)

作者は好きなんだけど、苦手な雰囲気の本だった。

 

・「今までにない職業をつくる」(著・甲野 善紀)

 

・「ソフィーの世界」(著・ヨースタイン・ゴルデル,翻訳・池田 香代子)

流行っていたので買ったけれど、そもそもファンタジーが苦手だった。

 

・「ノスタルギガンテス」(著・寮 美千子)

 

・「大人のための音感トレーニング本 音楽理論で「才能」の壁を越える!」(著・友寄 隆哉)

理論を学び、もっと深く理解しようとしたが、難しすぎて積ん読状態になってしまった。

 

・「オキノタユウの島で 無人島滞在“アホウドリ”調査日誌」(著・長谷川 博)

友人の積ん読本だった本を自分が引き取り、これから読もうと思っている。

 

この日は、他の参加者が持って来た本を交換して読んでみる時間をとりました。その後、本の持ち主から「なぜその本が手元にあるのか?」や「なぜ積ん読状態になっているのか?」を、お互いに聞き合いました。

 

一冊一冊に対して、他の人が読んだ感想を教えてもらったり、その本について知っていることやエピソードを語ってもらっているうちに、「やっぱりもう少し積ん読にしておきます」、「手放してカフェの本棚に寄贈します」、「他の参加者さんにあげます」と、それぞれの本の行き場が決まっていきました。

 

自分にとっては、積んで放置していたぐらいの軽い存在なのに、他の人にとってはとても思い入れのある本もありました。新しいエピソードが追加され、その話を聞き合うことで、みんなにとってその本が特別なものになる。その様子は、とてもドラマティックでした。

「本はただのモノではない」ということを全員がわかっていて、それぞれが大切に扱っている。そのことを改めてお互いに共有したら、とてもあたたかい雰囲気が生まれました。

 

課題本の感想共有や、内容を知っている本を紹介しあう読書会もおもしろいですが、今回の「積ん読本」のようなテーマでは、いつもと違う楽しみが味わえました。お友だち同士でも、こんな読書会を開くのもいいかもしれませんね!

 

ブックトークカフェは、10人定員の少人数で開催していますので、読書会に参加したことがない方も、どうぞお気軽にご参加ください。個人的な営みである読書を、ちょっと外にひらいてみるのは、とても楽しい体験ですよ。

 

次回は、 11/12(土)14:00 ~ 16:30 テーマは「悪い本、あつまれ!」。

お申し込みはこちら> http://everevo.com/event/34625

ご紹介していただく本は、ご自宅の本棚から選んでも、図書館で借りても、書店で購入してもルートはなんでもOK。COSUGI CAFEへの植本用の本もお待ちしております!

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