WORK SHOP#26|東芝未来科学館 SCIENCE SHOW

10月3日、COSUGI COBOでは「東芝未来科学館」によるSCIENCE SHOWの出張実験が行われました。武蔵小杉といえば、多くのメーカーが研究開発拠点を構える、いわば“プラチナライン”ともいえるJR南武線の真ん中に位置します。つまり、エンジニアやプログラマー、研究開発に従事する方々のターミナルステーションでもあるのです。このような環境を活かし、それらの企業との協力やつながりのもと、「科学や技術といったコンテンツを大事にしていきたい」との想いから、「東芝未来科学館」とのコラボレーションイベントを実施しました。川崎駅前にリニューアルオープンした「東芝未来科学館」は、子どもたちが最先端の科学技術を学べる施設。会場では、サイエンスショーやさまざまな実験を楽しめます。今回は、これまでに行った実験の中からとくに人気の高かった実験をCOSUGIの子どもたちと一緒に行いました。

 

金属が入っているのはどれ?磁石の力でぴったんこ!

午前中は、磁石にくっつくものとそうでないものにはどんな違いがあるのかを比べました。アルミ缶とスチール缶、湯たんぽと使い捨てカイロ、カセットテープとCD、ポテトチップスとどら焼き……ひとつずつ磁石に近づけて、くっつくかどうかを試します。

 

「クレヨンは色によって違います。くっつくのはどれ?」との質問に、「くろ!あお!ちゃいろ!」と元気いっぱいに手を挙げて発言する子どもたち。正解は、鉄が入っている茶色だそう。普段使っている道具でも、意外な場所に金属が使われていることを学びました。

 

実験の最後は、強力なネオジム磁石を使い、重さ6kgのボールやさまざまなものをくっつけて遊びました。「それはくっつかないよ!」「こっちはくっつくはず!」一つひとつ、金属が入っているかどうかを想像しながら、お友達やお父さんお母さんと協力して、和気あいあいと実験を楽しんでくれました。

 

 

身近なものでひんやりしよう。ひえひえ大実験!

夏日が戻ったかのような、あたたかな昼下がり。午後1回目の実験は「ひえひえ大実験!」と題し、冷房や扇風機を使わずに身の回りにあるものを使って涼しくなる実験をしました。

 

まずは、叩いて涼しくなる実験。ダンボールで空気砲を作り、風を起こします。遠く離れた位置からゴミ袋の的に空気砲を発射!続いて、子どもたちにも発射します。 「わー」「涼しいー!」と歓声が上がりました。

 

続いて、ゴムの特性を生かした実験。伸ばしたゴムを急速に縮めて鼻の下に当てると、ひんやり冷たくなります。これにはみんな大興奮!大人も子どももお互いに顔を見合わせて、先生の声が聞こえなくなるほどはしゃいでいました。

 

最後は「冷却パック」作り。水と尿素、ジッパー袋を使って冷却パックを作ります。袋に尿素を入れて水を注ぐと、26℃あった袋の中身がみるみるうちに6℃に…。見ているだけでは実感がわかなかった子どもたちも、実際に試してみると「すごーい」「冷たい!」と驚きの様子。周りの友達とおでこにくっつけ合って確かめ合っていました。実験を通じて科学の事象を学び、みずから作って頭と体で理解していた様子。子どもたちはもちろん、それにつられて大人たちも、まわりの人と一緒に教え合ったり感想を言い合ったり……いつのまにか会場全体に一体感が生まれ、COSUGI COBOはあたたかな空気で溢れていました。

 

 

手作りロケットでしくみを学ぶ。空気でポン!

この日最後の実験では、大きな風船や袋を使って、 ロケットや熱気球が飛ぶしくみを学びました。

 

まずは熱気球のしくみを勉強。「なぜ空を飛ぶの?」との質問に「暖かい空気は軽いから…」と堂々と発言してくれたのは、小学校2年生の男の子。熱気球のしくみについて熱心に話を聞いていました。

 

お次は、ロケット原理である「空気が吹き出す反動」を実際に確かめるために、大きな風船を飛ばしてみます。空気を入れた風船を飛ばすとあちらこちらに飛んで行ってしまうのは、空気の出口が固定されていないから。ここがロケットとは違う点だと、先生が説明します。

 

最後は全員でカサ袋を使ったロケットを作りました。「おもり」の位置を変えたり、飛ばし方を変えてみたり…。自分でやってみることで、ロケットのしくみを学びました。参加者の年齢層が幅広いワークショップでは、年上のお兄さんお姉さんが小さな子を気遣っている姿もよくみかけます。今回は、道具を取ってあげたり、代わりに作ってあげたりと、実験を通じて、自然にコミュニケーションが生まれていました。また、子どもたちを通じて、保護者同士も会話が始まり、人の輪が広がっていったようです。今回の実験では、普段の生活や、いつも何気なく使っている物にも、先人たちの科学の力が生きていることを学びました。この日の経験をもとに、日々の生活のなかで疑問を持って調べたり、自分で作ったりして、さまざまな出来事に興味を持ってもらえることを願っています。COSUGI COBOでは、今後も武蔵小杉が持つ地域の魅力を大切にしながら、子どもたちの好奇心や想像力を伸ばすお手伝いができるよう、様々なワークショップを開催していく予定です。次回もお楽しみに!

 

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